Intel 18Aで製造した新しいノートPC向けCPU「Intel Core Ultra Series 3」を搭載し、15社が手がけたAI PC約24機種がCES 2026で実機展示された。上位モデルにはCPU、グラフィックス、AI演算の構成が用意され、Intelは従来モデルとの性能比較も公表した。
Intel 18A製プロセッサが15社のノートPCへ
Intel Core Ultra Series 3は、Intel 18Aで製造した初のAI PC向けプラットフォームとして投入された。IntelはCES 2026の展示で、15社のPCメーカーが手がけた、このプロセッサを搭載するAI PCノートPC約24機種を紹介した。
プロセッサの投入に合わせて、複数のメーカーが実機を示した段階にある。展示された約24機種という数は、Intelが2026年中の投入を見込む製品数とは区別される。
上位モデルにCPU、グラフィックス、AI演算を構成
モバイル向けラインアップには、内蔵Intel Arcグラフィックスを備えた新しいクラスのCore Ultra X9とX7が加わった。ゲームや制作作業などを想定した上位モデルに、グラフィックス処理を担う構成を設けている。
上位モデルは最大16個のCPUコアに加え、AI演算性能を示す指標で50 NPU TOPSのNPUを備える。CPUとNPUの仕様が示されたことで、上位モデルの処理構成を具体的に確認できる。
25Wでのマルチコア性能とゲーム性能を比較
Intelの測定では、Core Ultra X9 388HはCore Ultra 9 288Vに対し、25Wで実施したCinebench 2024のマルチコア試験で最大60%高い性能を示した。この数値は、指定された2つのプロセッサと電力条件での比較結果だ。
ゲーム性能についてもIntelは、45タイトルを用いた比較で最大77%の向上を示した。バッテリー駆動時間は別の測定で、Core Ultra X9 388Hを搭載したLenovoの参照設計による1080pのNetflix動画再生が最大27.1時間だった。
展示機から200機種超の製品計画へ
展示された機種に続き、Intelは主要PCメーカーから2026年中に200機種超の搭載機が登場する計画を示した。この数は展示済みの機種数ではなく、年内に投入を見込む製品数を指す。
Intelは搭載システムを1月27日から世界で発売すると発表している。実機展示で確認できる段階と、今後の製品投入予定を分けて示した。