AIアシスタントCopilotが、業務レポートと同じデータ定義に基づいて質問に答えられるようになった。業務データ連携機能Fabric IQがChatとCoworkで一般提供され、既存のアクセス制御を保ちながらPower BIの指標や業務上の定義を回答に利用する。
Power BIの指標と関係を回答の根拠にする
Microsoftは、業務データ連携機能Fabric IQをAIアシスタントMicrosoft CopilotのChatとCoworkで一般提供した。この連携機能は、業務分析サービスPower BIのセマンティックモデルを使う。セマンティックモデルが持つ指標、データ間の関係、業務上の定義が、Copilotの応答を支える。
売上予測をレポートと同じモデルから答える
Microsoftによると、利用者は業務について質問し、管理されたPower BIデータに基づく回答を受け取ることができる。例えば最新の売上予測を尋ねた場合、回答の根拠には組織の売上レポートを支えるものと同じセマンティックモデルを利用できる。レポートで使っている業務指標の定義を、対話による回答にも引き継ぐ仕組みだ。
既存のアクセス制御を保ってCopilotへ接続する
Microsoftは、この連携で既存のアクセス制御とガバナンスを維持するとしている。FabricとPower BIの顧客向けには、ChatとCoworkで機能が既定で有効になっている。顧客が持つ業務データの定義をCopilotへ広げる際にも、既存の管理の枠組みを引き継ぐ。
Coworkが得られた知見を複数段階の作業に使う
業務データから得た知見は、質問への回答に加えて作業の入力にもなる。Microsoftによると、複数段階の作業を担うCopilotのCoworkは、Fabric IQを通じて得られる知見を、より広い作業の一部として利用できる。