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Intel、社内AIを個別試行から開発支援と業務エージェントへ拡張

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    広報業務の初期試行には、話題に適した専門家を推薦するAIエージェントが含まれる。

  2. 実現の仕組み

    業務部門ごとのエージェントは、Gemini Enterprise Agent Platform上で構築・実行する。

  3. 得られた結果

    初期試行の対象には、経営幹部向け文案と複数の広報媒体で使う資料の作成も含まれる。

  4. 従来との違い

    社内AIの個別試行を超え、コーディング支援とエンジニアリングの自動化を導入する取り組みに広がった。

社内の開発者と広報担当者をつなぐ生成AIエージェント基盤の概念図
AI生成画像

社内AIの活用を個別の試行から開発支援と業務用エージェントへ広げる。IntelはGeminiを使う生成AIを複数の業務に組み込む計画で、広報業務では専門家の推薦や資料作成に向けた初期試行を進めている。

生成AIの導入対象を開発から管理業務まで広げる

IntelとGoogle Cloudは既存の複数年にわたる提携を拡大し、Gemini EnterpriseとGoogle CloudをIntelの社内業務へ導入する方針を示した。IntelはGeminiを使う生成AIを、エンジニアリング、サプライチェーン、管理業務に組み込む計画である。

コーディング支援を業務用エージェント基盤につなぐ

IntelとGoogle Cloudは、個別の社内AI試行を超える取り組みとして、コーディング支援とエンジニアリングの自動化を導入すると説明している。複数の手順にまたがるソフトウェア作業を、Geminiの推論機能を使って支援する構想だ。

導入対象のGemini Enterprise Agent Platformは、各業務部門が用途に合わせたエージェントを構築し、実行するための基盤となる。開発支援に加え、部門ごとの業務処理にもAIの適用範囲を広げる。

広報の初期試行で専門家推薦と資料作成を扱う

Intelは、Google Cloudを使ってマーケティングと広報の作業を支援する方法を検討している。広報業務の初期試行には、扱う話題に適した専門家を推薦するAIエージェントが含まれる。

別の初期試行では、エージェントが経営幹部向けの文案を作り、複数の広報媒体で使う資料を自動生成する。対象となる作業が具体的に示されている一方、発表は試行段階の成果を業務全体の実績として示してはいない。

半導体開発のシミュレーションをクラウドへ拡張する

AIの業務利用と並行して、Intelは半導体開発のシミュレーションと開発者向けの処理にGoogle Cloudのインフラを利用している。このインフラは、既存の社内計算環境を補う位置づけだ。

Google CloudのC4およびN4インスタンスへ計算資源を拡張する構成では、複雑な高性能計算シミュレーションを並行実行できるとしている。複数の計算を同時に進めるための構成であり、開発期間の短縮幅などの測定値は示されていない。