AI推論向けデータセンターGPU「Crescent Island」の設計に、160GBのLPDDR5XメモリーとXe3Pマイクロアーキテクチャが採用された。空冷の企業向けサーバーで電力とコストを抑えることを目標とする。
空冷サーバーでの推論を想定したGPU
Intelが発表したCrescent Islandは、AI推論向けのデータセンターGPUだ。空冷の企業向けサーバーに搭載し、電力とコストを抑えることを目標に設計されている。
Xe3Pと160GBメモリーを組み合わせる
演算部には、電力当たりの性能を重視したXe3Pマイクロアーキテクチャを採用する設計だ。メモリーの主要仕様は160GBのLPDDR5Xで、Intelは推論処理に向けてメモリー容量と帯域幅を大きく取る方針を示している。
幅広いデータ型を推論用途へ
このGPUは幅広いデータ型に対応する設計である。Intelは想定用途の一つとして、生成したトークンをサービスとして提供する「tokens-as-a-service」事業者向けの推論を挙げている。
既存GPU上で進むソフトウェアの開発と試験
異種AIシステム向けの統合ソフトウェア基盤は、Arc Pro B-Series GPU上で開発・試験が進んでいる。この段階で初期の最適化と改良を行い、IntelはCrescent Islandの顧客向けサンプル提供を2026年後半に見込んでいる。