対話AIサービスのSakana Chatに、会話をまたいで役割や文体の好みを引き継ぐメモリーが加わった。搭載モデルもFugu Maxへ切り替わり、プロンプトに応じて複数のオープンモデルへ処理を振り分ける構成を利用できる。
会話ごとにリセットされていた前提を引き継ぐ
Sakana AIは、対話サービスSakana Chatにメモリー機能を追加した。更新前は会話が終わるたびに前提がリセットされていたが、追加された機能では、利用者が伝えた役割や回答の文体の好みなどを次回以降の会話へ引き継ぐ。
メモリーは両方の搭載モデルで利用できる
メモリー機能は、搭載モデルのNamazuとFugu Maxのどちらでも利用できる。記憶された内容は設定画面で確認でき、利用者はメモリー機能をオフにすることもできる。
記憶の対象になるのは今回の更新以降の会話である。更新前の会話は含まれず、過去に伝えた前提がさかのぼってメモリーへ取り込まれるわけではない。
Fugu Maxが入力に応じて処理先を選ぶ
会話の前提を引き継ぐ機能の追加とあわせて、Sakana AIは搭載していたSakana Fuguを最新モデルのFugu Maxへ切り替えた。このモデルは多様なオープンモデルを束ね、プロンプトの内容に応じて処理を担当するモデルを選ぶ。
全ユーザーがモデル選択から利用できる
Sakana Chatは、Sakana AIが開発するモデルをAPIを介さずに試せる対話サービスである。今回切り替わったFugu Maxは全ユーザーに提供され、追加設定なしでモデル選択から利用できる。