英空軍のA400M Atlas輸送機の整備支援契約が延長された。英国防省は、整備・修理・支援の継続によって、毎日完全に任務対応可能な機体を2027年末までに10機から13機へ増やすとしている。
増加目標は毎日の任務対応機数
英国防省が契約の目標に据えたのは、毎日完全に任務対応可能なA400Mの数を10機から13機へ増やすことだ。達成期限は2027年末で、増加幅は30%に相当する。
この輸送機は、人道支援や部隊の迅速な展開を支えている。今回の増加目標は、こうした任務に対応できる機体数に設定されている。
基地内の支援センターで整備と修理を継続
目標を支えるのは、英国防省と航空機メーカーAirbusが合意した1億9000万ポンドの契約延長である。Airbusは、A400Mの整備、修理、支援サービスを引き続き担う。
これらのサービスは、英空軍ブライズ・ノートン基地にある英国支援センターを拠点に継続する。
整備支援に関わる350人超の雇用を維持
英国防省は、契約延長によって英国の350人超の雇用を維持するとしている。内訳にはAirbusの240人超の職員と、主要下請け企業の110人の職員が含まれる。
支援サービスは2029年4月まで
中期支援契約の延長期間は31カ月となる。これにより、整備支援サービスは2029年4月まで継続する。