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場面に応じてフレーム生成倍率を調整するDLSS 4.5、開発キットが利用可能に

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    ゲーム開発者は、生成フレーム数を動的に調整するDLSS 4.5の機能を組み込めるようになった。

  2. 実現の仕組み

    ゲームや場面に応じてフレーム生成倍率を変え、描画したフレームの間にAI生成フレームを加える。

  3. 得られた結果

    対応GPUでは、Multi Frame Generationが描画した1フレームにつき最大5フレームを生成する。

  4. 従来との違い

    DLSS 4で導入されたMulti Frame Generationに、生成倍率を動的に調整する機能が加わった。

ゲーム画面の動きに応じて生成フレームを挿入し、過去フレームと動き情報から高解像度画像を再構成する仕組み
AI生成画像

DLSS 4.5の開発キットが利用可能になり、ゲーム開発者は場面に応じてフレーム生成倍率を調整する機能を組み込めるようになった。超解像に使う第2世代のTransformerモデルも利用できる。

場面に合わせて生成フレーム数を調整

NVIDIAのゲーム向け描画技術DLSS 4.5では、Dynamic Multi Frame Generationがゲームや場面に応じてフレーム生成倍率を動的に調整する。NVIDIAは、これによって場面が変わっても滑らかな表示を目指すとしている。

この機能と6X Multi Frame Generationを含む開発キットは、ゲーム開発者が利用できる。開発者は、固定の生成倍率だけを前提とせず、倍率を調整する機能をゲームへ組み込めるようになった。

描画した1フレームから最大5フレームを生成

Multi Frame Generationは、GPUが描画したフレームにAI生成フレームを加える。対応するGeForce RTX 50シリーズとRTX PRO Blackwell世代のGPUでは、描画した1フレームにつき最大5フレームを生成する。

DLSS 4は、このMulti Frame Generationを導入した。DLSS 4.5では生成倍率を動的に調整する機能が加わり、フレーム生成の設定を場面に応じて変えられる構成になった。

低解像度の画像を第2世代モデルで再構成

DLSS 4.5の開発キットには、Super Resolution向けの第2世代Transformerモデルも含まれる。Super Resolutionは、低解像度の画像に動きのデータと過去のフレームからの情報を組み合わせ、高解像度の画像を構成する。

この処理は、フレーム生成とは別に画像そのものを再構成する。NVIDIAは、第2世代モデルによって画像の安定性、アンチエイリアシング、視覚的な明瞭さが改善すると説明している。

必要なDLSS機能を選んで組み込む

開発キットは、複数の描画技術をゲームへ導入するための基盤Streamlineを使う。開発者はDynamic Multi Frame Generationや、レイトレーシング画像の再構成に使うRay Reconstructionなどから、必要な機能を選んで組み込める。

更新されたAPI、文書、サンプルコードも用意された。これらは新規のゲームだけでなく、既存のプロジェクトへDLSS 4.5の機能を導入する際にも使える。