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IHI、レーダー衛星2基の国内組立・試験へ実地訓練を開始

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    国内で衛星を組み立て、試験する技能を習得するため、製造元での訓練が始まった。

  2. 実現の仕組み

    衛星の組立・試験に関する座学と作業エリアでの実習を組み合わせ、知識と実務技能を段階的に身に付ける。

  3. 得られた結果

    訓練で得た技能を使い、レーダー衛星2基を9月以降に日本国内で組み立て、試験する計画が定まっている。

  4. 従来との違い

    IHIの技術者と組立・試験作業者の計5人が、フィンランドの衛星製造元へ派遣された。

明るい衛星製造作業エリアで、5人の技術者が治具に固定された簡素な衛星構造を囲み、組立手順を実習している編集イラスト。
AI生成画像

レーダー衛星2基を日本国内で組み立て、試験するための技能移転が始まった。IHIは製造元へ5人を派遣し、約5週間の座学と実習を実施する。国内作業は9月以降に予定しており、今回開始したのはその準備となる訓練工程だ。

製造元へ5人を派遣し、国内作業の技能を習得

IHIは、フィンランドの衛星メーカーICEYEとの調達契約に基づき、国内での組立・試験に向けたトレーニングを開始した。技術者と組立・試験作業者の計5人を製造元の本社へ派遣し、約5週間にわたる訓練を実施する予定だ。

座学を組立・試験エリアでの実習につなぐ

訓練では、衛星の組立・試験に関する座学と、実際の組立・試験エリアでの実習を行う。この組み合わせを通じ、日本国内で作業を担うための知識、スキル、ノウハウを段階的に習得する。

調達する4基のうち2基はデータ取得を開始

対象となる合成開口レーダー(SAR)衛星は、マイクロ波レーダーパルスで地球表面の画像を生成する。IHIによると、天候や昼夜を問わず高解像度の画像を取得できる。

契約に基づき調達する4基のうち2基は、すでに軌道上で運用している。この2基からは2026年4月にデータ取得を開始しており、国内作業の訓練は、衛星データを取得する工程に加えて組立・試験を担うための準備となる。

国内で組み立てる2基は年度第4四半期に打ち上げ予定

IHIは訓練で得た技能とノウハウを使い、残る2基の組立・試験を2026年9月以降に日本国内で実施する計画だ。国内で作業を行う2基は、2026年度第4四半期に打ち上げを予定している。