Technology

知財管理IPeakMSが特許価値評価を自動取り込み

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    特許価値評価を案件・製品・事業情報と関連付け、知財管理サービス内で一元的に可視化できるようになった。

  2. 実現の仕組み

    連携オプションが特許価値評価サービスPATWAREの評価情報をAPI経由で自動取得する。

  3. 得られた結果

    東芝は、技術領域ごとの投資状況と知財価値の比較や、投資の効果検証を支援するとしている。

  4. 従来との違い

    発明から権利維持までの情報を集約するIPeakMSに、外部の特許価値評価を連携するオプションが加わった。

知財管理サービスIPeakMSに、特許価値評価を自動で取り込む機能が加わった。評価情報を案件・製品・事業情報と結び付け、特許の価値を事業との関係で可視化する。

発明から権利維持までの管理に評価情報を加える

東芝は、知財管理サービスIPeakMSに特許価値評価サービスとの連携オプションを追加し、9月16日に提供を開始した。IPeakMSはSaaS型のクラウドサービスで、発明の創出から出願、権利化、権利維持までの業務と情報を集約する。

APIで取得した評価を案件・製品・事業に結び付ける

連携オプションは、特許価値評価情報をAPI経由で知財管理サービスへ自動的に取り込む。取り込んだ評価を案件・製品・事業情報と関連付け、一元的に可視化する仕組みだ。

技術競争力と特許投資度を別の指標で示す

評価情報の提供元は、アクロソフトの特許価値評価WebサービスPATWAREである。東芝の説明では、PATWAREはYK値とYK3値を使い、特許の経済的価値や技術競争力を定量的に評価する。

YK値は、特許の技術的な優位性や市場での競争力を示す。YK3値は、特許の取得・維持への投資に見合う価値を示し、それぞれ「技術競争力」「特許投資度」という異なる評価軸を持つ。

技術領域ごとの投資と知財価値を比較する

東芝は、連携した評価情報を使って、技術領域ごとの投資状況と知財価値の比較を支援するとしている。支援対象には、保有特許の組み合わせである知財ポートフォリオの見直しと、研究開発投資および知財投資の効果検証も含まれる。