米カリフォルニア州ベルフラワー市で、太陽光電源の無線塔を市内のサーバーにつなぐ地域無線網が開通した。Intelによると、データは市内で処理される。開通初期には約60世帯が利用していた。
太陽光電源の塔を市内に配置
ベルフラワー市の地域無線網Bellflower Connectは、2026年5月に正式開通した。市内には太陽光電源の塔と中継器を計80基配置し、無線接続の設備として使う。
ベルフラワー市は公共施設への受信塔の設置を認めた。塔を市内各所に置くこの構成が、家庭と市内の処理拠点を結ぶ入口になる。
塔から市内のサーバーへデータを送る
各塔は、市内の拠点にあるDell PowerEdge XR8000シリーズのサーバーへ接続する。サーバーには第4世代Intel Xeonプロセッサーが搭載されている。
塔から送られたデータは、Intelによると市内で処理される。処理拠点を市内に置くことが、この地域無線網の構成上の特徴だ。
家庭用モデムが近隣の塔に接続
家庭からの接続には、近隣の塔と無線でつながるモデムを使う。塔への接続と市内拠点への通信経路を組み合わせて、世帯向けのサービスを提供する。
利用資格を満たす低所得世帯には、このモデムを通じたインターネット接続が無料で提供される。料金区分は対象世帯によって異なる。
月額料金と開通初期の利用状況
無料提供の対象外となる住民は月額15ドルで利用でき、地元企業向けの料金は月額39ドルである。家庭用と事業用で料金を分けている。
サービスは開通初期の段階にあり、2026年5月時点で約60世帯が利用していた。この数字は利用実績であり、計画上の接続世帯数ではない。