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動画制作AI「Pollo Agent」が作業に応じてモデルを選ぶ

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    動画制作エージェントPollo Agentは、大まかなアイデアと参考素材から物語、場面の流れ、脚本を作成する。

  2. 実現の仕組み

    GPT‑5.6が処理を振り分け、GPT‑6 Astraが物語の構築や場面の修正計画など難度の高い作業を担う。

  3. 得られた結果

    Pollo AIは、利用者がモデルの選択や切り替えに費やす時間が50%超減ったと報告している。

  4. 従来との違い

    動画テンプレートによる制作に、構想や脚本づくりを含む制作工程を案内するエージェントが加わった。

明るい映像制作室の絵コンテ作業台。参考画像とラフな構想が、場面順の絵コンテへ整理され、フィルムストリップ状の流れが場面の並べ替えと物語修正の工程へ分かれている。
AI生成画像

動画制作AIが、依頼された作業に応じて使うモデルを振り分ける。Pollo Agentを提供するPollo AIは、処理の振り分けと難度の高い制作作業を別のモデルに担わせ、利用者がモデルの選択や切り替えに費やす時間が50%超減ったと報告している。

振り分けと物語づくりを別のモデルが担う

動画・画像制作サービスを運営するPollo AIは、OpenAIのAIモデルGPT‑5.6をルーティング、つまり依頼に応じた処理の振り分けに使う。物語の構築や場面の修正計画など、難度の高い作業にはAIモデルGPT‑6 Astraを使い、依頼に応じて必要な推論の深さを変える。

この使い分けでは、推論の深さに加えて速度とコストの釣り合いを取る。Pollo AIは、利用者がモデルの選択や切り替えに費やす時間が50%超減ったとしている。

大まかな構想を場面と脚本へ展開する

処理を振り分ける仕組みを制作に組み込むのが、動画制作エージェントのPollo Agentだ。大まかなアイデアと視覚的な参考素材を解釈し、そこから物語、場面の流れ、脚本を作成する。

Pollo AIが先に提供していた制作手段には、動画テンプレートがある。最新の製品として加わったエージェントは、構想を具体化する作業も含めて動画制作の工程を案内する。

画像生成を絵コンテと広告素材に使う

Pollo AIは、実際の利用者のプロンプトと制作工程を使って生成モデルを評価している。評価対象は出力品質、一貫性、表現の幅、速度、コストで、画像生成には画像モデルGPT‑Image‑2.5を採用した。

画像モデルは、ポスター、絵コンテ、広告用画像の制作を担う。OpenAIが紹介した宝飾ブランドの利用例では、エージェントと画像モデルを使い、チーターの隣に座るモデルが宝飾品を着けた広告用画像を制作した。

商品写真から約15秒の香水広告を制作

商品写真を動画へ展開する用途では、Pollo AIの広告制作機能Photo to Video Adsが静止画像とプロンプトを入力にする。OpenAIのモデルを使い、この入力から短い動画を生成する。

OpenAIが紹介した香水広告の利用例では、商品写真が約15秒の動画広告になった。生成された映像にはベルベットの質感、暖色のスポットライト、ボトルの接写が含まれた。