AI

ソニーの動画撮影カメラ、被写体を追って構図を自動調整

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    動画撮影カメラZV-E1に、カメラを固定したまま被写体を追う自動構図調整機能が搭載された。

  2. 実現の仕組み

    オートフレーミングは4K画像を切り出して構図を変えるため、使用時には画角が狭くなる。

  3. 得られた結果

    内蔵マイクも、認識した被写体の動きに合わせて収音方向を自動で切り替える仕様となった。

  4. 従来との違い

    動画撮影向けのVLOGCAMシリーズに、フルサイズセンサーを搭載したレンズ交換式の最上位機種が加わった。

三脚に固定された動画カメラが、歩く人物を撮影しながら画像の切り出しで構図を追従させる様子を描いた編集イラスト。
AI生成画像

AIで被写体を認識し、画像の切り出しによって構図を自動調整する機能が、動画撮影カメラ「VLOGCAM ZV-E1」に搭載された。カメラを動かさずに被写体を追う方式で、国内発売は4月21日を予定する。

被写体認識をフルサイズの動画撮影機に搭載

ソニーが導入するレンズ交換式動画撮影カメラVLOGCAM ZV-E1は、35mmフルサイズセンサーを備えるシリーズ最上位機種だ。撮影機能にはAIプロセッシングユニットを組み込み、被写体認識を利用する。

リアルタイム認識AFは、人物だけでなく、動物、鳥、昆虫、車・列車、飛行機にも対応する。この認識機能に加え、撮影中の構図を自動で変更するオートフレーミングを新たに備える。

4K画像の切り出しでカメラを動かさずに追う

ソニーによると、オートフレーミングはAIで構図を変更し、カメラを動かさずに被写体へ追従する撮影を可能にする。構図の変更には4K解像度の画像からの切り出しを使う。

切り出しを行うため、使用時には画角が狭くなる。この機能が有効になるのは動画モードで、カメラ本体の向きを変えることなく、画像内で構図を調整する方式だ。

並走撮影では画面内の被写体位置を補正

被写体と並走しながら撮影する場面には、フレーミング補正を搭載する。この機能はAIで被写体を追跡し、構図内の適切な位置に保つよう補正する。固定したカメラでのオートフレーミングに加え、撮影者が被写体とともに移動する場面にも構図調整を用意した。

被写体の動きに合わせて収音方向も切り替える

音声の収録には、インテリジェント3カプセルマイクを搭載する。AUTOモードでは、認識した被写体の動きに合わせて収音方向の指向性を自動で切り替える。

指向性は自動切り替えに加え、収音する方向に合わせて3方向から手動でも選択できる。ZV-E1の国内発売は4月21日を予定する。