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ソニーの新スマホ、AIで被写体を中央に保つ動画撮影

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    スマートフォンXperia 1 VIIに、動画の構図を自動で制御する2つの新機能が搭載された。

  2. 実現の仕組み

    手ブレ補正と姿勢推定を組み合わせ、歩きながら撮影する際も被写体の位置を中央に保つ。

  3. 得られた結果

    ソニーによると、自動切り出しでは全体の様子と被写体を中心にした2つの動画を撮影できる。

  4. 従来との違い

    超広角カメラのセンサーは、前機種Xperia 1 VI比で約2.1倍に大型化した。

木々のある道を歩きながら横向きのスマートフォンで前方の歩行者を撮影する人。画面内では歩行者が中央に捉えられている。
AI生成画像

動画内の被写体を中央に保つ補正と、AIが認識した被写体の自動切り出しが、スマートフォンXperia 1 VIIに加わった。ソニーは、撮影画面から目を離しても安定した構図で撮影できるとしており、国内では6月上旬以降の発売を予定する。

歩行中の撮影でも被写体の位置を保つ

ソニーのスマートフォンXperia 1 VIIは、動画撮影の構図を制御する「AIカメラワーク」と「オートフレーミング」を新たに搭載する。前者は被写体の位置を保つ機能、後者は被写体を認識して映像を切り出す機能だ。

ソニーによると、AIカメラワークは手ブレ補正と姿勢推定技術を組み合わせ、被写体を構図内の中央に保つことができる。撮影者自身が歩きながら動く被写体を撮る場面でも、画面内の位置を一定に保つという。

自動切り出しで全体と被写体の2つの動画を撮る

オートフレーミングは、AIが被写体を認識し、その被写体が画面中央に配置されるよう映像を自動で切り出す。認識した対象に合わせて切り出すことで、被写体を中心とする構図をつくる。

ソニーによると、この機能では全体の様子を収めた動画と、被写体を切り出した動画の2つを撮影できる。撮影者は動く被写体にカメラを向けておくことで、全体と被写体それぞれの様子を記録できるとしている。

切り出す映像を支える超広角・広角センサー

構図制御に使うカメラにも変更がある。超広角カメラは1/1.56インチのセンサーを搭載し、その大きさは前機種Xperia 1 VI比で約2.1倍になった。

広角カメラには、イメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載する。ソニーは、このセンサーによる高画質な映像が、AIカメラワークやオートフレーミングで被写体を明るく高精細に切り出すことを支えるとしている。

対応レンズと被写体の指定条件

AIカメラワークとオートフレーミングは、超広角・広角レンズで利用できる。どちらも状況によって意図しない被写体をロックしたり、切り出しの対象に選んだりする場合があり、その際は撮影者が目的の被写体を指定し直す必要がある。

これらの機能を搭載した端末について、ソニーは国内の一部通信事業者モデルとSIMフリーモデルを2025年6月上旬以降に発売する予定だ。