完全ワイヤレス型ヘッドホンLinkBuds Sは、装着や歩行開始を検知して音楽を再生するAuto Playを搭載する。行動に応じた再生に加え、使用環境に応じて外音取り込みとノイズキャンセリングを切り替える。発売は6月3日の予定だ。
装着と歩行開始を音楽再生のきっかけにする
ソニーの完全ワイヤレス型ヘッドホンLinkBuds Sは、装着や歩行開始といった行動の変わり目を検知する。この検知を新機能Auto Playへつなぎ、連携する音楽サービスのコンテンツを自動再生するほか、スマートフォンの通知を読み上げる。
連携先には音楽配信サービスSpotifyが含まれる。集中やリラックス向けの音楽アプリEndelは、LinkBudsシリーズに対応するアップデートを予定している。
Auto Playは公開当初ベータ版で、Android版は入手可能になっている。iOS版は6月上旬にリリースする予定だ。
使用環境に合わせて外音とノイズキャンセリングを切り替える
音楽再生のきっかけとは別に、周囲の音をどう聞くかも切り替えられる。イヤホンは外音取り込みとノイズキャンセリングを備え、装着したまま手動で切り替えることができる。
自動切り替えにはアダプティブサウンドコントロールを使う。この機能はユーザーの使用環境に応じて、外音取り込みとノイズキャンセリングを切り替える。
耳からの突出を抑えて重心を頭に近付ける
装着したまま使うための本体構造は、耳からの飛び出しを抑えている。ソニーは、本体の重心を頭に近付けることで、安定性のある装着を実感できるとしている。
小型軽量化については、ソニーが世界最小・最軽量としている。比較対象はLDAC対応の完全ワイヤレス型ノイズキャンセリングヘッドホンで、5月9日時点の調査に基づく。
向きの検知をARゲームの立体音響へつなぐ
本体のセンサーは、ARゲームの音声にも活用する計画だ。ソニーとゲーム開発企業Nianticは、ARゲームIngressでセンサーと立体音響技術を組み合わせ、プレイヤーの向いている方向に合わせて音声が届く体験を開発している。
このゲームへの対応は2022年夏頃を予定する。イヤホン本体の発売予定日は、それに先立つ6月3日だ。