SSDに最適化したベクトル検索技術が、ベクトルデータベースMilvusに組み込まれた。統合されたKIOXIA AiSAQは、RAG関連のデータベース要素をSSDに保存し、検索時のDRAM要求量を抑える設計を採る。
Milvus 2.6.4から検索技術を組み込む
キオクシアの検索技術KIOXIA AiSAQが、オープンソースのベクトルデータベースMilvusにバージョン2.6.4から統合された。この検索技術は、近似最近傍探索を行うソフトウェアである。
RAG関連のデータをSSDに保存する
この検索技術は、RAG関連のデータベース要素をすべてSSDに保存する設計になっている。SSD上にデータを置く構成によって、ベクトル検索の規模拡大に対応することを狙う。
検索精度を維持しながらDRAM要求量を抑える
キオクシアは、このSSDを使う検索技術が、高いベクトル検索精度を維持しながらDRAM要求量を大幅に削減するとしている。検索対象の拡大に伴うDRAM容量の確保という課題に対応する設計である。
公開済みの検索技術をMilvusから利用する
KIOXIA AiSAQは、オープンソースのソフトウェア技術として公開されている。キオクシアによると、今回のデータベースへの統合で、Milvus利用者がSSDに最適化したベクトル検索機能を利用できるようになったという。