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モーター駆動の小型車キックス、英国での生産が決定

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    第3世代ハイブリッド方式e-POWERを搭載する小型車キックスの欧州導入に向け、英国での生産割り当てが決まった。

  2. 実現の仕組み

    e-POWERはガソリンエンジンで発電・充電し、車輪は電動モーターだけで駆動する。

  3. 得られた結果

    日産はキックスを英国で生産するため、1億7000万ポンドの投資を決めた。

  4. 従来との違い

    日本、メキシコ、ブラジルで生産されるキックスに、英国サンダーランド工場が新たな生産拠点として割り当てられた。

自動車の組立ラインにある小型クロスオーバー車の技術断面イラスト。エンジンが発電機とバッテリーへ電力を送り、電動モーターが車輪を駆動する構成を描いている。
AI生成画像

車輪を電動モーターだけで駆動するハイブリッド方式e-POWERの第3世代を搭載した小型クロスオーバー車キックスが、欧州へ導入される。日産は英国サンダーランド工場での生産を決定し、1億7000万ポンドを投資する。

欧州向け小型車の生産を英国へ割り当て

日産は、小型クロスオーバー車キックスの欧州導入に向け、英国サンダーランド工場へ生産を割り当てた。この車種の英国生産には1億7000万ポンドを投資する。

新たに生産する車両は、英国、欧州、トルコの顧客向けとなる予定だ。導入する駆動方式には、エンジンで電気をつくり、モーターで走るe-POWERを採用する。

エンジンは発電・充電、車輪はモーターで駆動

e-POWERでは、ガソリンエンジンの役割を発電と車載バッテリーの充電に限定する。車輪を駆動するのは電動モーターだけで、ガソリンを使う車両でも走行の駆動源はモーターとなる。

欧州向けキックスには、この方式の第3世代システムを搭載する予定だ。第3世代は2025年に導入されており、今回の計画はその駆動方式を欧州向けの小型クロスオーバー車へ展開するものとなる。

第3世代は燃費や排出量の改善へ再設計

日産は第3世代e-POWERについて、燃費、排出量、静粛性や滑らかさの改善に向けて全面的に再設計したとしている。欧州向けキックスは、この再設計済みのシステムを採用する予定だ。

既存のe-POWER生産拠点に10番目の車種を追加

第2世代キックスは日本、メキシコ、ブラジルで生産されている。今回、英国サンダーランド工場にも生産が割り当てられ、キックスはこの工場で生産することが決まった10番目の車種となった。

サンダーランド工場は、すでにクロスオーバー車Qashqaiのe-POWER仕様を生産している。キックスも、ハイブリッド車の生産を担っているこの拠点で製造する計画だ。