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日産の小型EV「PIXO」が欧州向け車で初のLFP電池を採用

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    50kWの直流急速充電に対応する都市向け小型EV「PIXO」が公開された。

  2. 実現の仕組み

    27.5kWhのLFP電池を搭載し、出力60kWの電動車として構成する。

  3. 得られた結果

    日産が示した航続距離は、WLTPで最大259kmとなる。

  4. 従来との違い

    日産の欧州向け車に、初めてLFP電池が採用された。

都市の街路で急速充電器につながれた小型EVを、床下の電池パックが見えるイラストで描いた場面。
AI生成画像

都市向け小型EV「PIXO」は、27.5kWhのLFP電池と50kWの直流急速充電を組み合わせる。日産の欧州向け車では初のLFP電池採用となり、公開仕様の航続距離はWLTPで最大259km。納車は2027年初めに始まる予定だ。

27.5kWhのLFP電池を欧州向け車に初採用

日産が公開した小型EVのPIXOは、欧州の都市走行向けに開発された。搭載する電池は容量27.5kWhのLFP電池で、日産の欧州向け車では初の採用となる。

この電池を搭載した車両の航続距離について、日産はWLTPで最大259kmとしている。車両の出力は60kWで、航続距離とともに公開仕様として示した。

50kW充電で15%から80%まで約28分

電池への充電は、50kWの直流急速充電に対応する。日産によると、50kWの急速充電器を使った場合、充電率15%から80%までの充電時間は約28分となる。

交流側は11kWの充電に対応し、自宅や職場での充電を想定している。直流急速充電と交流充電への対応は、いずれも全車に標準装備される。

全長3796mmの車体に356Lの荷室

電池と充電機能を収める車体は、全長3796mm、ミラーを除く全幅1790mmとなる。日産が示した旋回直径は9.9mで、都市向け車両の寸法と取り回しを具体化した。

荷室容量はVDA方式で、座席を倒さない状態では356Lとなる。後席を倒すと1221Lとなり、座席の使用状態に応じて荷物を積む空間を広げることができる。

日産のデザインとルノーの生産拠点を組み合わせる

PIXOの開発は、日産と自動車メーカーのルノーの提携によって進められた。車両のデザインは日産が担い、生産はスロベニアにあるルノーのノボメスト工場で行う。

顧客への納車開始は2027年初めを予定している。価格、市場別仕様、予約注文情報は2026年12月以降に公表する予定だ。