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全長55mmの超広角電動ズーム、10〜20mmで開放F4を維持

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    ソニーの新しいAPS-C用超広角レンズは、低速から高速まで静粛な電動ズーム操作に対応する。

  2. 実現の仕組み

    ズームとフォーカスで全長を変えない内部駆動方式を採用し、ソニーはジンバル使用時の重心変動を抑えるとしている。

  3. 得られた結果

    電動ズーム機構を収めた本体は、最大径69.8mm、全長55mm、質量約178gとなった。

  4. 従来との違い

    焦点距離を10mmから20mmへ変えても、開放F値はF4のまま維持される。

固定長の超広角ズームレンズを装着したカメラがジンバルに載り、背景に広い景色と拡大した景色を描いたイラスト。
AI生成画像

全長55mm・質量約178gのAPS-C用超広角レンズに、電動ズームと全域で開放F4を維持する光学系を組み合わせた。ズームやピント合わせで全長が変わらないE PZ 10-20mm F4 Gは、6月24日に発売予定だ。

10〜20mmのズームをリングとレバーで操作

ソニーのAPS-C対応Eマウント用超広角レンズ「E PZ 10-20mm F4 G」は、焦点距離10〜20mmをカバーする。開放F値はズーム全域でF4を維持し、焦点距離を変えても開放時のF値は変わらない。

ソニーによると、電動のパワーズーム機構は低速から高速までの静粛な操作に対応する。操作にはズームリングとズームレバーを使い、レバーではスローズームなどを一定速度で行うことができる。

全長を変えない構造で重心の移動を抑える

電動ズーム機構を収めた本体は、最大径69.8mm、全長55mm、質量約178gとなっている。ズームとフォーカスには、操作中もレンズの全長が変わらないインナーズーム・インナーフォーカス方式を採用した。

この構造についてソニーは、撮影時の重心変動が少なく、ジンバル使用時にも安定した操作性を実現するとしている。焦点距離やピントを動かす操作を、外形の長さを保ったまま行う構成だ。

光学系で収差と撮影中の画角変動を抑制

ソニーは、非球面レンズ3枚とED(特殊低分散)ガラス2枚の配置によって諸収差を低減するとしている。さらにED非球面レンズを採用し、画面中心から周辺まで高い解像性能を実現するという。

動画撮影に関わる変動も抑える設計を採用した。ソニーは、ピント合わせに伴う画角の変化であるフォーカスブリージングに加え、ズーム操作に伴うピント位置の変化と軸ずれを抑制するとしている。

2基のモーターでフォーカスを駆動

フォーカス駆動にはリニアモーターを2基搭載する。ソニーは、この駆動機構によって動きの速い被写体にも高精度かつ滑らかで静粛にフォーカスしながら追従するとしている。

近接撮影では、af時の最短撮影距離が0.2m、最大撮影倍率が0.14倍となる。ソニーは、この超広角電動ズームレンズを6月24日に発売する予定だ。