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ソニーの16〜25mm広角ズーム、全域開放F2.8で約409g

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    16〜25mm全域で開放F2.8を使える、フルサイズ対応の広角ズームレンズが製品化された。

  2. 実現の仕組み

    EDガラス3枚と非球面レンズ4枚を配置し、ソニーは色収差などを抑えたとしている。

  3. 得られた結果

    公開仕様の質量は約409g、長さは91.4mmで、大口径の広角ズームを小型軽量にまとめた。

  4. 従来との違い

    2月発表の24〜50mmモデルと仕様や操作性を共通にしたレンズが、16〜25mmの広角域にも加わった。

広角レンズを取り付けたカメラを手前に置き、街並みを広く見渡す様子を描いたイラスト。
AI生成画像

16〜25mmのズーム全域で開放F2.8を維持する広角レンズを、約409gの本体にまとめた。ソニーの「FE 16-25mm F2.8 G」は、収差を抑える光学構成と2基のフォーカス駆動モーターを備え、5月17日に発売予定だ。

全域開放F2.8を長さ91.4mmに収める

ソニーが製品化した広角ズームレンズ「FE 16-25mm F2.8 G」は、35mmフルサイズ対応のEマウント用だ。焦点距離を16mmから25mmへ変えても、開放F値は2.8を維持する。

本体の質量は約409g、最大径は74.8mm、長さは91.4mmである。前面に取り付けるフィルターの径は67mmとした。

EDガラスと非球面レンズで収差を抑える

光学系には、特殊低分散のEDガラス3枚と、ED非球面1枚を含む非球面レンズ4枚を配置した。ソニーは、この配置で色収差などを低減し、画面中心から周辺まで高い解像性能を実現したとしている。

ぼけ描写には11枚羽根の円形絞りと球面収差の最適化などを組み合わせ、ソニーはやわらかなぼけを実現したと説明する。近接撮影では、af時の最短撮影距離が0.18m、最大撮影倍率が0.20倍となる。

2基のモーターで高速連写のピント合わせに対応

フォーカス駆動には2基のリニアモーターを搭載する。ソニーによると、この駆動系は動きの速い被写体にも高速、高精度に追随し、静粛なピント合わせが可能だという。

フルサイズミラーレスカメラ「α9 III」の最高約120コマ/秒のaf/AE追随連写にも対応する。この対応はソニーの測定条件によるもので、撮影条件によって連写速度が低下する場合がある。動画撮影に関わる特性として、ソニーはフォーカス中の画角変動も抑制するとしている。

24〜50mmモデルとフィルター径や操作性を共通化

2月に発表されたズームレンズ「FE 24-50mm F2.8 G」とは、フィルター径などの仕様や操作性が共通する。大きさと質量も概ね同じにそろえ、今回の製品では16〜25mmの広角域をカバーする。

操作部には絞りリングと絞りクリックON/OFFスイッチに加え、フォーカスモードスイッチとフォーカスホールドボタンを備える。予約販売は4月23日10時から受け付け、発売は5月17日を予定する。