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ソニーのワイヤレスマイク送信機、32bit Float内部録音を搭載

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    32bit Float内部録音を搭載したワイヤレスマイク送信機が発表され、2027年2月の発売が決まった。

  2. 実現の仕組み

    送信機の独自アルゴリズムが内部録音を担い、受信機や運用管理ソフトウェアから録音を遠隔操作できる。

  3. 得られた結果

    ソニーは内部録音を、収録後の編集にも利用できる音声バックアップとして位置付けている。

  4. 従来との違い

    送信機の電源対応は、従来の単3乾電池にリチウムイオン充電池とUSB給電が加わった。

ワイヤレスマイクの送信機に32bit Float内部録音が加わり、録音の遠隔操作から編集用データの移行までを扱える構成になった。ソニーのDWX第4世代は、送信機内の音声バックアップと無線伝送の信頼性向上を組み合わせ、2027年2月に発売される。

送信機内に編集用の音声バックアップを持たせる

ソニーの業務用デジタルワイヤレスマイクシステムDWX第4世代では、身体に装着するボディパック送信機DWT-B40が32bit Float内部録音を搭載する。録音処理には独自のアルゴリズムを使う。

ソニーは、この内部録音を音声のバックアップとして位置付けている。保存した音声は、収録後の編集作業にも利用できる。

遠隔操作した録音を編集へ渡す

内部録音は、送信機のRECボタンで直接操作できる。受信機やワイヤレスマイクの運用管理ソフトウェアWireless Studioからも、遠隔操作機能Cross Remoteを通じて録音を操作できる。

送信機はタイムコード同期に対応し、ソニーは後段の編集を効率化するとしている。録音データはmicroSDカードで移行でき、送信機内に保存した音声を編集工程へ渡せる。

送信波形と受信モードを変更する

音声を無線で送る経路では、送信波形の品質と変調精度を改良した。ソニーは、この変更によってDWT-B40のRF送信の信頼性を高めたとしている。

受信側のラックマウント受信機DWR-R40Qには、従来の2ダイバーシティに対して4ダイバーシティモードを搭載した。このモードを選ぶと、受信機は2チャンネルで動作する。

マイクへの給電を加え、旧コーデックも維持する

送信機は+48 Vファンタム電源を出力し、コンデンサーマイクを直接接続できる。マイク用の外部電源や追加機器を必要としない構成に加え、送信機自体の電源も従来の単3乾電池から選択肢が広がり、リチウムイオン充電池とUSB給電に対応する。

新しい録音・給電機能を備えながら、両機は旧コーデックMODE2~5への対応を維持する。既存商品との音声互換性を確保したDWX第4世代の送信機と受信機は、2027年2月に発売される予定だ。