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ソニーの新型ヘッドホン、耳の前にスピーカーを浮かせる

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    ソニーによると、新型ヘッドホンFloat Runは周囲の音や自分の声を聞きながら音楽や通話を楽しめる。

  2. 実現の仕組み

    電池や基板を耳の後ろに配置して重心を調整し、柔軟なイヤーハンガーで装着を支える。

  3. 得られた結果

    ソニーが示す連続音楽再生時間は最大約10時間で、約10分間の充電でも約60分間再生できる。

  4. 従来との違い

    2021年にクラウドファンディングを実施した、耳をふさがないヘッドホンが商品化された。

明るいランニングコースを走る人物の横顔。耳穴をふさがず、耳の前にスピーカー、耳周りに柔軟なハンガー、耳の後ろに部品を配したヘッドホンを描く編集イラスト。
AI生成画像

耳の中に何も入れず、耳の前に浮かせたスピーカーから音を届けるヘッドホン「Float Run」が商品化された。電池や基板は耳の後ろに置いて重心を調整する。ソニーはランニングなどに向けた製品として2月3日に発売する。

耳を開けたまま16mmドライバーで再生する

ソニーの新型ワイヤレスヘッドホンFloat Runは、耳の前にスピーカーを浮かせる「オフイヤー」構造を採用した。耳の中には何も入れず、耳をふさがないまま音を届ける。

ソニーによると、この構造で周囲の音や自分の声を自然に聞きながら、音楽や通話を楽しむことができるという。音の再生には直径16mmのダイナミック型ドライバーユニットを使う。

身体データと部品配置で装着を支える

耳にかけるイヤーハンガーを含む本体の形状には、耳や頭部などの身体データを活用している。ソニーは、側頭部との接触面を大きくし、柔軟なバンドを使うことで頭にかかる圧力を分散するとしている。

電池や基板などの電気部品は耳の後ろ側に配置し、重心の位置を調整した。ソニーによると、装着時にはイヤーハンガーが柔軟に頭の傾斜に沿うため、激しく動いても安定して装着できるという。

約33gの本体に防滴性能を備える

本体の重量は約33gに抑えた。防滴性能はIPX4相当で、あらゆる方向からの飛沫に対して本体機能を保護する。

この防滴性能は、USB Type-C端子のフタが完全に閉まっている状態を条件とする。充電端子を覆った状態で、運動中の汗や雨への備えとして使う仕様だ。

最大約10時間再生し、2月3日に発売

ソニーが示す連続音楽再生時間は最大約10時間である。急速充電にも対応し、約10分間の充電で約60分間の再生が可能だとしている。

このヘッドホンは、2021年にクラウドファンディングサービスのIndiegogoで実施した資金募集を経て商品化された。ソニーは2023年2月3日に発売する予定だ。