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ソニーの広角電動ズーム、全長を変えずに16〜35mmをカバー

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    新しい広角電動ズームレンズは、スローズームを含む幅広い速度を静音で制御できるとソニーはしている。

  2. 実現の仕組み

    ズーム群を4基のXDリニアモーターで駆動し、レンズの全長が変わらないインナーズーム構造を採用した。

  3. 得られた結果

    ソニーは、ズーム時の重心変動を抑えたことで、ジンバル使用時にも安定した撮影が可能としている。

  4. 従来との違い

    レンズの質量は約353gとなり、従来機種SEL1635Z比で約30%軽量化した。

海岸を背景に、一定の長さの広角ズームレンズを付けたカメラが、手持ちジンバルに支えられている編集イラスト。
AI生成画像

ズームしても全長が変わらない広角電動ズームレンズ「FE PZ 16-35mm F4 G」が登場する。ズーム用の4基のリニアモーターと、フォーカス用の2基を搭載し、16〜35mmの全域で開放F値4を維持する。質量は約353gに抑えた。

4基のモーターでズーム速度を制御する

ソニーが発売する広角電動ズームレンズ「FE PZ 16-35mm F4 G」は、35mmフルサイズ対応のEマウント用レンズだ。焦点距離16〜35mmをカバーし、ズーム全域で開放F値4を維持する。

ズーム群は4基のXDリニアモーターで駆動する。ソニーによると、このパワーズーム機構はスローズームを含む幅広い速度を静音で制御できるという。操作には応答性を重視したズームリングと、一定速度でズームできるズームレバーを使う。

全長を保つ構造で重心の変動を抑える

ズームとフォーカスには、レンズの全長が変わらないインナーズーム・インナーフォーカス方式を採用した。ソニーは、ズーム時の重心変動が少ないため、カメラを支えるジンバルの使用時などでも安定した撮影が可能としている。

質量は約353gで、従来の広角ズームレンズSEL1635Z比で約30%軽量化した。最大径80.5mm、長さ88.1mmの本体に、フォーカス・ズーム・絞りの3つのリングを配置している。

フォーカス駆動と動画撮影時の変動抑制

ズーム群とは別に、フォーカス群には2基のXDリニアモーターを搭載する。ソニーは、この駆動によって動きの速い被写体にも滑らかで静粛にフォーカスしながら追従できるとしている。

動画撮影に向け、ピント合わせに伴って画角が変化するブリージングも抑制したとしている。ズーム操作に伴うピント位置の変化であるフォーカスシフトや、軸ずれも抑える。

非球面レンズと低分散ガラスで描写を支える

光学系には2枚の高度非球面レンズと1枚のed非球面レンズを採用した。ソニーは、この構成によって画面中心から周辺まで高い解像度を実現したとしている。

色収差の低減には、スーパーedガラスとedガラスを1枚ずつ使う。近接撮影にも対応し、テレ端での最短撮影距離は0.24m、最大撮影倍率は0.23倍となる。