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ソニーの携帯スピーカー、線音源で音を広く遠く届ける

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    携帯スピーカーSRS-XE300とSRS-XE200に、広いリスニングエリアを実現する新しい音響構造を搭載した。

  2. 実現の仕組み

    ラインアレイスピーカーから着想した構造で線音源を作り、距離による音圧や音量の減衰を抑える。

  3. 得られた結果

    ソニーは、スピーカーの近くでも離れても、ほぼ均一な音量と音圧で音楽を楽しめるとしている。

  4. 従来との違い

    2機種の振動板は、スピーカーのサイズをコンパクトに保ちながら面積を拡大した。

公園のテーブルに縦置きされた小型スピーカーから、近くや離れた場所の人々へ均一に広がる音を、半透明の帯で表した編集イラスト。
AI生成画像

携帯スピーカーに線音源を作る新しい音響構造が加わる。ソニーは、SRS-XE300とSRS-XE200で距離による音圧や音量の減衰を抑え、音を広く遠く届けるとしている。2機種は7月8日に発売予定だ。

ラインアレイの着想を小型の音響構造へ

ソニーのワイヤレスポータブルスピーカーSRS-XE300とSRS-XE200は、音を広く届ける新開発の構造「Line-Shape Diffuser」を搭載する。この構造は、コンサート会場などで使われる、線音源を作るラインアレイスピーカーから着想して開発された。

ソニーによると、コンパクトな本体で線音源を作ることで、距離による音圧や音量の減衰を抑えられるという。その結果、近くでも離れてもほぼ均一な音量と音圧で音楽を楽しめ、複数人でのリスニングにも適しているとしている。

縦置きのモノラルと横置きのステレオを切り替える

広く音を届ける構造の効果は、置き方にも関係する。ソニーは、縦置きによってLine-Shape Diffuserの効果を最大限発揮できるとしている。

工場出荷時の再生設定は、縦置きに最適な独自アルゴリズムによるモノラルモードになっている。再生モードは無料の操作アプリ「Sony | Music Center」でステレオへ切り替えることができ、横置きでのステレオ再生にも対応する。

振動板の面積を広げ、低域を補う

音を届ける構造に加え、2機種はスピーカーユニット「X-Balanced Speaker Unit」を搭載する。このユニットは、スピーカーのサイズをコンパクトに保ちながら振動板の面積を拡大している。

ソニーは、面積の拡大によって音圧とボーカルの明瞭さが向上したとしている。低域の増強には、パッシブラジエーターも組み合わせている。

周囲の騒音で聞こえにくい低音を自動でカット

低音の再生には、周囲の環境に応じて電力を節約する制御も加わった。2機種に新搭載した「外音ノイズセンシング」は、周囲のノイズで聞こえにくくなる低音を自動的にカットし、ソニーはこれによってバッテリーを長持ちさせるとしている。

バッテリー持続時間への効果は周囲の環境によって異なり、ソニーが示す値は音量最大時で最大約1時間となる。STAMINAをオンにした場合、この機能は無効になる。2機種の発売は7月8日を予定している。