レンズ一体型動画撮影カメラ「VLOGCAM ZV-1 II」に、複数人の顔を認識してぼけ量を自動調整する機能が加わった。35mm判換算18〜50mmのズームレンズと組み合わせ、グループでの自撮りに対応する。ソニーは6月23日に発売する予定だ。
広角で捉えた複数人の顔に合わせてぼけ量を調整
ソニーのレンズ一体型動画撮影カメラ「VLOGCAM ZV-1 II」は、新開発の35mm判換算18〜50mm、開放F値1.8〜4.0のズームレンズを搭載する。ソニーによると、複数人での自撮りや背景を広く取り入れる撮影に対応する。
そのグループ撮影を支える複数人顔認識機能は、認識した顔がくっきり写るようにぼけ量を自動調整する。動作するのは動画またはスロー・クイックモーション撮影のS&Qモードで、広角側かつiAUTOを選択した場合であり、背景ぼけスイッチがON、または被写体認識がOFFの場合は動作しない。ソニーは、この機能の搭載をレンズ一体型Vlogカメラとして初めてとしている。
顔認識を録音方向の自動切り替えにも利用
人物の顔認識は、内蔵のインテリジェント3カプセルマイクの制御にも使われる。オート設定では、認識に応じて録音の指向性を前方または全方位へ切り替える。ただし、撮影設定によっては指向性が固定される。
録音方向は手動でも選ぶことができる。自撮りでは前方、街の様子を映しながら撮影者が話す場面では後方というように、撮影場面に合わせて設定する。
横長の映像を黒帯込みの16:9で記録
映像表現をまとめて設定する「シネマティックVlog設定」では、LookやMoodの選択とともに2.35:1の横長比率を適用できる。この比率になるのは映像部分で、上下の黒帯も画像の一部として記録されるため、記録画像全体は16:9となる。
動画撮影は4K30pに対応する。30pは記録設定上の表記で、実際のフレームレートは29.97fpsである。
スマートフォンの画面を消しても転送を継続
撮影時の操作と撮影後の転送には、モバイルアプリケーション「Creators’ App」を利用できる。アプリはカメラの遠隔操作に対応し、画像転送はスマートフォンの画面をオフにしても継続する。ただし、OSの制約によって転送が中断される場合がある。
ソニーは、このカメラを2023年6月23日に発売する予定だ。