人型ロボットの学習に使うデータの収集が、Brookfieldの施設で始まった。Figureは施設内で人の動画を撮影し、視覚・言語・行動モデルHelixの学習に使う計画だ。
Brookfieldの施設でデータ収集が始まる
Figureは、Brookfieldの施設で人型ロボット向けのデータ収集を開始した。収集先となる不動産事業者Brookfieldは、10万戸を超える住宅を保有する。
Brookfieldの保有施設には、5億平方フィートを超えるオフィス空間と1億6000万平方フィートの物流施設もある。Figureはこうした種類の異なる環境を、学習データの収集先として位置付けている。
人の動画をHelixの学習データに使う
FigureはBrookfieldのさまざまな環境で人を動画撮影し、その映像からAIの学習データを集める計画だ。データの送り先となるHelixは、Figureが開発する視覚・言語・行動モデルである。
Figureはこのデータを、人型ロボットに移動・知覚・行動を学習させるために使うとしている。施設での収集は始まっているが、動画を使った学習の成果が示された段階ではない。
計算設備と訓練場所も協力の検討対象に
収集するデータを扱う基盤について、両社は次世代GPUデータセンターの支援と、ロボットの訓練環境に使う不動産での協力を検討する。これらはデータ収集と並ぶ検討事項であり、施設や計算設備の整備が完了したという発表ではない。
商用配備の検討先に保有施設が加わる
Figureはすでに一部の顧客向けに人型ロボットの初期商用配備を始めている。今回の提携では、FigureとBrookfieldがBrookfieldの保有施設への配備機会も検討する。
Brookfieldの施設で始まった取り組みはデータ収集であり、ロボットの配備は検討段階にある。学習データの収集と商用配備は、それぞれ進捗の異なる取り組みとして示されている。