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HPEの一部サーバーで高密度配置向けSSDが利用可能に

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    データセンター向けSSDは、1,920~7,680GBの容量から選択できる。

  2. 実現の仕組み

    キオクシアによると、EDSFF E3.Sという形状規格により、2.5インチ形状より同じラックユニット内に高密度で配置できる。

  3. 得られた結果

    読み出し中心の用途に向け、指定条件で毎日全容量相当を書き込める1 DWPDの耐久性を備える。

  4. 従来との違い

    キオクシアのE3.S規格SSDが、HPEの一部サーバーとストレージで出荷開始となった。

データセンターのラックに収められたサーバーのドライブベイへ、複数の細長いSSDモジュールが並んで搭載されている様子を描いたイラスト。
AI生成画像

高密度配置に向けたEDSFF E3.S規格のSSDが、HPEの一部サーバーとストレージで利用可能になった。キオクシアのKIOXIA CD7 Seriesを、PCIe 5.0と対応ドライブベイを備える構成に組み込む。

E3.S規格のSSDをHPEの対応機種で出荷

キオクシアは、データセンター向けSSD「KIOXIA CD7 Series」のE3.Sモデルを、サーバー・ストレージメーカーHewlett Packard Enterprise(HPE)の一部製品で出荷開始した。対応するサーバー製品群のHPE ProLiant Gen11、データストレージサーバーのHPE Alletra 4000、計算モジュールのHPE Synergy 480 Gen11 Compute Moduleは、E3.S規格のドライブベイをオプションで備える。

PCIe 5.0とE3.Sの形状規格を組み合わせる

対応機種はPCIe 5.0インターフェースを備え、搭載するSSDもPCIe 5.0技術を用いて設計されている。SSDはNVMe 1.4に対応し、サーバーやデータセンター向けの形状規格EDSFFの一種であるE3.Sに準拠する。接続側のインターフェースとドライブを収める形状の両方が、対応構成に組み込まれる。

2.5インチ形状よりラック内の配置密度を高める

キオクシアによると、E3.Sは2.5インチ形状のドライブに比べ、同じラックユニット内でより高密度な配置を可能にする。形状の変更は配置密度だけでなく、冷却と熱特性の改善にもつながるとしている。今回の採用先では、この形状に対応したドライブベイが選択肢となる。

容量は最大7,680GB、書き込み耐久性は1 DWPD

E3.Sモデルは1,920~7,680GBの容量を用意し、読み出し中心の用途に向けて1 DWPDの書き込み耐久性を備える。DWPDは1日当たりに書き込めるドライブ全容量相当の回数を示す指標で、1 DWPDは指定された負荷と製品寿命の条件で、全容量に相当するデータを毎日1回書き込めることを意味する。