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Intelが商用PC向けCPUの製造経路を照合する供給プログラムを開始

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    製造経路の照合に対応する商用PC向けプロセッサーとして、Core Ultra(Series 2)の一部が対象に指定された。

  2. 実現の仕組み

    対象チップの製造工程での移動履歴を、チップごとにデジタルで証明できる仕組みを組み込む。

  3. 得られた結果

    対象製品は型番末尾の「A」で識別でき、対象モデルについては製造に関わる国の一覧も表示できる仕様だ。

  4. 従来との違い

    ASC対象モデルの供給条件に、特定のIntel製造拠点を通る専用経路が加わった。

半導体製造工程を通るプロセッサーと、その移動履歴を示す一本の追跡経路
AI生成画像

商用PC向けプロセッサーの製造経路をデジタルで照合する供給プログラムが始まった。IntelはCore Ultra(Series 2)の一部を対象に、製造拠点を限定する経路とチップごとの移動履歴の証明を組み合わせる。

商用PC向けプロセッサーの一部を対象に指定

Intel Productsは、プロセッサーの製造経路を確認するためのIntel Assured Supply Chain(ASC)プログラムを開始した。当初の対象は、商用モバイルPCとデスクトップPC向けのIntel Core Ultra(Series 2)の特定モデルに限られる。

専用の製造経路とチップごとの移動履歴

ASCは、対象チップを特定のIntel製造拠点に通す専用経路を利用する設計だ。Intelによると、各チップが製造工程を進む際の移動履歴をデジタルで証明できるという。経路を限定することと、その経路をたどった履歴を照合できることを組み合わせている。

型番の「A」と製造国一覧が確認の手掛かりに

顧客はプロセッサーのブランド文字列の末尾に付く「A」でASC対象製品を識別できる。業界向けツールでは、対象モデルについて製造に関わる国の一覧を表示できる。国の一覧はモデル単位の情報であり、チップごとの移動履歴とは区別される。

生産と顧客への初回出荷は発表時点の予定

Intelは2025年3月の発表時点で、対象製品の生産と顧客への初回出荷を同年後半に予定していた。プログラムの開始と、対象プロセッサーが顧客に届く段階は分けて捉える必要がある。