フラッシュメモリー製造施設の屋上を使う太陽光発電設備が、キオクシアの北上工場で稼働を始めた。発電容量は約3.6MW。設備を事業者が所有し、工場側が発電された電力を購入するPPA方式を採用する。
北上工場の製造棟屋上で約3.6MWが稼働
キオクシアとキオクシア岩手が導入する大規模太陽光発電設備は、フラッシュメモリー製造施設の屋上に設置する。北上工場の製造棟Fab1では、発電容量約3,600kWの設備が1月20日に稼働を開始した。北上・四日市両工場にとって初の大規模太陽光発電設備の導入であり、北上では屋上での発電が稼働段階に入った。
設備の所有・保守と電力の購入を分担
設備の運営と保守には、電力購入契約に基づくPPA方式を採用する。PPA事業者が発電設備を所有し、設置と保守を担う。キオクシアは設置場所を提供し、そこで発電された電力を事業者から購入する。
両工場の合計容量は約7.5MW
北上と四日市に導入する設備の合計発電容量は約7.5MWとなる。キオクシアは、この設備による年間発電量を約7,600MWh、年間CO₂排出削減量を約3,200トンと見込む。これらの年間値は両工場の設備を合わせた見込みであり、北上で稼働を始めた設備だけの実績値ではない。
四日市の約3.9MW設備は6月に稼働予定
合計容量のうち、四日市工場の製造棟Fab6に導入する設備は約3,900kWを占める。この設備の稼働開始は2023年6月を予定しており、北上の設備に続いて運転を始める計画だ。