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キオクシアのサーバー向けSSD「RM7」がHPEの第11世代機で利用可能に

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    利用可能になったSSDは、SIEオプションで標準化された暗号学的消去機能を使える。

  2. 実現の仕組み

    RM7シリーズは、サーバーとの接続に12Gb/sのSAS-3インターフェースを単一ポートで備える。

  3. 得られた結果

    公表ランダム読み出し性能は、4k、キュー深度512の条件で最大19万IOPSとなる。

  4. 従来との違い

    RM7シリーズの提供先に、HPE ProLiant Gen11サーバーが加わった。

データセンターのラックサーバー前面で、汎用ストレージモジュールがドライブベイに差し込まれている様子を描いたイラスト。
AI生成画像

12Gb/sのSAS接続を備えるサーバー向けSSD「RM7シリーズ」が、HPE ProLiant Gen11で利用可能になった。公表仕様には、最大19万IOPSのランダム読み出し性能と、書き込み耐久性が異なる2種類の選択肢がある。

第11世代サーバーにValue SAS SSDを提供

キオクシアのサーバー向けSSD「KIOXIA RM7 Series Value SAS SSD」が、Hewlett Packard Enterprise(HPE)の第11世代サーバー「HPE ProLiant Gen11」で利用可能になった。今回の変更は、このサーバーでRM7シリーズを利用するための提供開始である。

キオクシアは、Value SAS SSDがSATA SSDより高い性能と信頼性、低い遅延を提供するとしている。SATAからの移行先として位置付ける製品を、第11世代のサーバーでも利用できるようになった。

12Gb/sの接続と読み出し性能を区別する

RM7シリーズは、12Gb/sのSAS-3インターフェースを単一ポートで備える。この接続仕様とは別に、キオクシアが公表するランダム読み出し性能は、4k、キュー深度512の条件で最大19万IOPSとなる。

連続読み出し性能は、128Kの条件で最大1,100MB/sである。読み書き速度はホスト機器やソフトウェア、読み書き条件などによって変動するため、これらの最大値にはそれぞれの条件が伴う。

容量と1日当たりの書き込み耐久性を選ぶ

RM7シリーズの容量は960GBから7.68TBまで用意される。この容量表記では、キオクシアは1GBを10億バイト、1TBを1兆バイトと定義している。

書き込み耐久性には1 DWPDと3 DWPDの選択肢がある。DWPDはドライブ全容量に対する1日当たりの書き込み回数を表し、1 DWPDは指定された負荷と寿命の条件下で、全容量相当を毎日1回書き込めることを意味する。

SIEオプションで暗号学的消去に対応

データ消去には、Sanitize instant erase(SIE)というオプションがある。このオプションは、標準化された暗号学的消去機能「Crypto Erase」に対応する。

消去機能の利用には、オプションの提供状況も関わる。セキュリティーおよび暗号化オプションは、地域によって提供状況が異なる場合がある。