総容量2.2 PBのNVMe SSDを使う計算構成が、約7カ月半の稼働で円周率300兆桁の計算を支えた。キオクシアとLinus Media Groupによる成果で、ストレージをネットワーク経由でデュアルCPUの計算サーバーに接続した。
容量の異なる2系列のSSDを組み合わせる
キオクシアによると、円周率の計算を支えたストレージクラスターには、総容量2.2 PBのSSDを使用した。構成する製品は、SSDの製品系列であるCM Seriesの30.72 TBモデルと、CD Seriesの15.36 TBモデルで、いずれもPCIe NVMe接続を採用している。
ネットワーク経由で計算サーバーへ接続
このSSD群はネットワーク接続ストレージとして構成され、CPUを2基搭載する計算サーバーにつながれた。計算を支えたSSD群の稼働期間は約7カ月半に及んだ。
300兆桁まで計算し、最後の数字は5
この構成を使い、メモリー製品メーカーのキオクシアと、技術動画を制作するLinus Media Groupが共同で円周率300兆桁を計算した。到達した300兆桁目の数字は5だった。
公式記録の桁数を約5倍に更新
キオクシアは、300兆桁の計算結果が記録認定機関のGuinness World Recordsによって正式に検証・確認されたと発表した。比較対象となる従来の公式記録は62兆桁で、今回認定された桁数はその約5倍に相当する。