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Nokiaの5Gコア用サーバー、従来世代比で最大60%の節電

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    Nokiaのクラウドサービス事業者向け試験で、電力管理ソフトIPMの省電力効果と複数世代サーバーへの適用可能性が確認された。

  2. 実現の仕組み

    省電力型のE-coresを搭載するCPUと、稼働中の電力削減を担うIPMを組み合わせる。

  3. 得られた結果

    Intelは、Nokiaの試験を根拠に、従来世代サーバー比で最大60%の電力削減と150%の性能向上を示した。

  4. 従来との違い

    Nokiaの5Gコア基盤に採用するCPU構成へ、Xeon 6のE-coresが加わった。

ラックから引き出したサーバートレイにCPUモジュールとメモリーが見える、5Gコア基盤向けサーバーの編集イラスト。
AI生成画像

5Gコア用サーバーに、省電力型CPUのXeon 6と電力管理ソフトを組み合わせる構成が採用された。Intelは、Nokiaによる従来世代との比較を根拠に、消費電力を最大60%削減できるとしている。

5Gコア基盤にE-cores搭載CPUを採用

IntelとNokiaは、ネットワーク機能向け基盤のNokia NFVI v5.0とコアネットワーク用アプリケーションに、サーバー向けCPUのIntel Xeon 6を採用する。採用するCPUは省電力型のEfficient-cores(E-cores)を搭載し、具体的な構成ではXeon 6780Eと電力管理ソフトのIntel Infrastructure Power Manager(IPM)を組み合わせる。

CPUの省電力設計に稼働中の電力管理を重ねる

Intelは、E-coresを省電力かつ高密度な計算向けに設計し、IPMが稼働中の安定した電力削減を担うと説明している。この組み合わせで、Nokiaのコアネットワークに負荷と電力を考慮した計算を実現する計画だ。

Nokiaのアプリケーションで従来世代と比較

Intelが示した比較値では、広く導入されている従来世代サーバーに対し、消費電力を最大60%削減し、性能を150%向上できるという。サーバーの設置規模についても、60%縮小できるとしている。

これらの比較の根拠は、NokiaがCMMアプリケーションを使って行った試験だ。2025年2月時点の試験で、第3世代Xeon 6338NとXeon 6780Eを比較しており、数値はこのアプリケーションと比較対象に基づく。

複数世代でIPMを試験し、アプリケーション対応へ

Intelによると、Nokiaはクラウドサービス事業者向けにIPMの試験を進め、複数世代のサーバーへの適用可能性と測定可能な省電力効果を確認している。電力管理の試験は、新しいCPUだけに対象を限定していない。

パケットコア用アプリケーションのNokia Packet Core Application v25.7には、Xeon 6プラットフォームとIPMのサポートを提供する予定だ。提供時期は2025年内を見込む。