中・大規模施設向けの集中管理リモコンSL5に、階単位で空調を管理する区分が加わった。共用部や部屋ごとの区分と組み合わせ、建物の構造に合わせて複数機器の運転状態と設定を監視・制御する。
共用部・部屋・階で管理対象を分ける
三菱重工サーマルシステムズは、中・大規模施設向け集中管理リモコンSL5を全面改良した。管理対象を分ける既存のBlockとGroupに、新たに階単位のFloorを追加している。
Blockはエレベーターロビーなどの共用部、Groupは個別の事務室や会議室に対応する。Floorは各階を管理する区分で、これらを使って建物の構造に合わせた集中制御を行う。
複数機器の状態をマップで把握する
管理区分に割り当てる機器には、空調機器だけでなく業務用ヒートポンプ製品も含まれる。三菱重工サーマルシステムズが示した仕様では最大256台の接続に対応し、室内機には独自の空調通信プロトコルSUPERLINKを使用する。
接続した複数機器の運転状態と設定は、リモコンでまとめて監視・制御することができる。施設全体の運転状態をマップ上で表示する機能も備える。
静電容量式の操作画面を10.4インチに拡大
監視・制御の操作には、静電容量式タッチパネルを採用した。指とパネルの間に生じる静電容量の微小な変化を検出し、画面に触れた位置を判定する。
液晶画面の大きさは従来モデルの9インチから10.4インチになった。操作画面を拡大する一方で、本体奥行きは90mmから50mmへ縮小している。
日本向けと海外向けの2モデルを展開
三菱重工サーマルシステムズは、新型リモコンを日本市場向けのSC-SL5と海外市場向けのSC-SL5-Eとして展開する。両モデルは順次発売する予定だ。