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ミラーレスカメラα7 V、約3300万画素で毎秒約30コマ連写

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    ミラーレスカメラα7 Vは、電子シャッター使用時にピントと露出を追随させた最高約30コマ/秒の連写に対応する。

  2. 実現の仕組み

    有効約3300万画素の部分積層型センサーを搭載し、読み出し速度はソニーの測定でα7 IVの約4.5倍となった。

  3. 得られた結果

    人物の瞳認識性能は、ソニーの測定でα7 IVのAIを用いたリアルタイム瞳AFに比べて約30%向上した。

  4. 従来との違い

    α7 Vの新しい画像処理エンジンは、AIプロセッシングユニットの性能をエンジン内へ統合した。

自然保護区の木製観察台に置かれたミラーレスカメラが、空を飛ぶ小鳥を捉える。鳥の後ろに薄い残像が並び、高速連写と被写体追随を表している。
AI生成画像

有効約3300万画素の部分積層型センサーとAI処理機能を統合した画像処理エンジンを備えるフルサイズミラーレスカメラα7 Vが登場する。ソニーによると、電子シャッター使用時にはピントと露出を追随させながら、被写体の表示を途切れさせずに最高約30コマ/秒で連写できる。

部分積層型センサーの読み出しを高速化

フルサイズミラーレス一眼カメラα7 Vは、有効約3300万画素の部分積層型Exmor RS CMOSイメージセンサーを搭載する。ソニーの内部測定では、このセンサーの読み出し速度は前機種のα7 IVに比べて約4.5倍となった。

センサーと組み合わせる新しい画像処理エンジンはBIONZ XR2である。このエンジンは、AIプロセッシングユニットの性能を内部に統合し、被写体を認識する処理を担う。

姿勢推定で人物を捉え、認識対象も自動選択

AI処理機能を使うリアルタイム認識AFは、姿勢推定によって人物の瞳、骨格、姿勢を認識し、被写体を捉え続ける。ソニーの内部測定では、人物の瞳認識性能はα7 IVのAIを用いたリアルタイム瞳AFに比べて約30%向上した。

認識対象は人物のほか、動物、鳥、昆虫、自動車、電車、飛行機に対応する。追加された「オート」モードでは対象被写体を自動認識するが、意図した被写体を認識できない場合には、認識対象を指定することで改善する場合がある。

毎秒最大60回の演算でピントと露出を追随

被写体へのピントと露出の追随には、最大60回/秒のAF/AE演算を用いる。ソニーによると、高速読み出しセンサーと画像処理エンジンの組み合わせにより、電子シャッター使用時には被写体を表示し続けるブラックアウトフリー撮影で、最高約30コマ/秒の連写が可能になったという。

14bit RAW撮影でも、ピントと露出を追随させた最高30コマ/秒の連写に対応する。最高速度はソニーの内部測定によるもので、撮影条件や、ピントを継続的に追随させるAF-Cで使うレンズによって連写速度が低下する場合がある。

プリ撮影で最大1秒前の静止画も記録

連写に加えて、静止画では最大1秒前までさかのぼって撮影できるプリ撮影機能を搭載する。ソニーは、この機能を備えたα7 Vのボディを12月19日に発売する予定だ。