フルサイズミラーレスカメラα1 IIは、約5010万画素の撮影系に、静止画を最大1秒前までさかのぼって記録するプリ撮影を搭載する。被写体認識AFには認識対象の自動切り替えも加えた。ソニーは12月13日に発売する。
約5010万画素の撮影系で高速連写を支える
ソニーのフルサイズミラーレスカメラα1 IIは、有効約5010万画素のメモリー内蔵積層型CMOSセンサーExmor RSと、画像処理エンジンBIONZ XRを搭載する。APS-C画角にクロップした場合でも、約2100万画素で撮影できる。
ソニーの測定条件では、電子シャッター使用時にピントと露出を追従させながら、最高30コマ/秒のブラックアウトフリー連写に対応する。連写中のAF/AE演算は最大120回/秒で、この演算頻度はシャッタースピードが1/125秒以上の場合に有効となる。連写速度と演算回数は装着レンズや撮影設定などによって低下する場合がある。
姿勢推定で人物を認識し、対象の種類も自動で切り替える
この撮影系でピントを合わせる対象を捉えるのが、AIプロセッシングユニットを使う被写体認識AFだ。ソニーによると、姿勢推定技術によって人物の頭部や胴体を認識する。認識対象には人物に加え、動物、鳥、虫、自動車、電車、飛行機も含まれる。
認識対象の選択には、種類を自動で切り替えるオートモードが新たに加わった。状況によって意図した被写体を認識できない場合には、撮影者が認識対象を指定することで改善する場合がある。
プリ撮影で最大1秒前まで記録する
被写体を認識して追従する機能に加え、α1 IIは静止画を最大1秒前までさかのぼって撮影するプリ撮影機能を備える。静止画の撮影時点を過去へ広げる機能として、高速連写と組み合わせた撮影に対応する。
連写速度の操作には、撮影を続けながら最高30コマ/秒まで加速できる連写速度ブーストを搭載した。最高速度は電子シャッター使用時のソニー測定条件に基づき、撮影条件や装着レンズによって変わる。
撮影データの伝送に2.5GBASE-Tを追加
撮影したデータを送り出す有線LAN接続は、新たに2.5GBASE-Tに対応した。別売りの5G対応ポータブルデータトランスミッターPDT-FP1を組み合わせれば、撮影データを5G通信でも伝送できる。
α1 IIは、2021年に発売されたα1の第二世代に当たる。ソニーは2024年12月13日に発売する。