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ソニーの新型サウンドバー、上向きスピーカーで高さの音場をつくる

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    ステレオ音源の立体音響再生に対応した新型サウンドバーが、発売に向けて製品化された。

  2. 実現の仕組み

    本体両端の上向きスピーカーとバーチャルサラウンド技術を組み合わせ、頭上にも音場をつくる。

  3. 得られた結果

    ソニーは、対応テレビとの連携で全体の音量を変えず、人の声だけを聞き取りやすく調整できるとしている。

  4. 従来との違い

    セリフを再生する中央のスピーカーに、音の歪みを抑える新開発ユニットを採用した。

テレビの下に置かれたサウンドバーの両端から音の軌跡が上方へ広がり、中央から画面へ向かう音の軌跡と、横に置かれたサブウーファーを描いたリビングの編集イラスト。
AI生成画像

本体両端の上向きスピーカーと音響処理を組み合わせる新型サウンドバー「BRAVIA Theatre Bar 6」が登場する。ソニーは、頭上からも音が聞こえる音場を生成し、ステレオ音源も立体音響で再生できるとしている。発売は5月31日。

上向きスピーカーと音響処理で高さを表現

3.1.2chサウンドバーのBRAVIA Theatre Bar 6(HT-B600)は、バーチャルサラウンド技術に加え、本体の両端に上向きのイネーブルドスピーカーを搭載する。ソニーは、この組み合わせで頭上からも音が聞こえる立体的な音場を生成するとしている。低音は別体のサブウーファーが担い、その迫力を補強する構成だ。

ステレオ音源も立体音響の再生対象に

立体的な音場で再生する対象は、Dolby AtmosやDTS:Xなどの立体音響フォーマットに対応した音源だけに限られない。ソニーは、独自のサラウンド技術によって2chのステレオコンテンツも立体音響で楽しめるとしている。テレビ番組やストリーミングサービスのステレオ音源にも、この再生機能を利用することができる。

中央の新開発ユニットがセリフを担う

音場の広がりをつくる構成に加え、バー中央のセンタースピーカーには、新開発のスピーカーユニット「X-Balanced Speaker Unit」を採用した。ソニーは、独自の振動板が音の歪みを低減するとしている。中央に配置したスピーカーによって、セリフが画面上の話者から聞こえるような音響も実現するという。

対応テレビとの連携で人の声を個別に調整

セリフの再生は、テレビ側の音声調整機能とも連携する。ソニーは、人の声をAIで抽出する「ボイスズーム3」により、全体の音量を変えずに声だけを聞き取りやすく調整できるとしている。この機能には対応するテレビ「ブラビア」との接続が必要で、テレビ入力時に利用できる。テレビ以外の入力ではボイスモードが動作し、サウンドバーの設定はブラビアのクイック設定から変更することができる。