大画面ディスプレイCrystal LEDの新型Sシリーズは、画面に映り込む外光を低反射コーティングで抑え、最大輝度800cd/m²を組み合わせる。厚さも従来モデルから30%以上削減した。企業や教育施設向けの2機種を、ソニーが2026年春に発売する予定だ。
外光の反射を抑え、画面側の輝度を確保する
明るい室内での表示に向け、Sシリーズはディスプレイ表面に低反射コーティングを採用した。このコーティングが外光の反射を抑え、画面側は最大800cd/m²の輝度を備える。
ソニーは、反射の抑制と高輝度に正確な色再現を組み合わせることで、明るい企業や教育施設でも高い視認性を実現するとしている。
厚さ45mmへ薄型化し、表面をコーティングで保護
画面の設置に関わる変更は、本体の厚さにも及ぶ。Sシリーズは従来モデルから30%以上薄型化し、厚さ45mmとなった。
表面のコーティングは、ディスプレイの保護も担う。ソニーは、外部からの衝撃にも強い構成としている。
コントローラーを画面から最大100m離して配置
画面を制御する装置には、NovaStar製のCOEXシリーズからMX30およびMX40 Proを採用する。この構成は画質調整機能を備え、画面側のキャビネットとコントローラーの間隔を最大100mまで延ばすことができる。
自由な画面構成に加え、108・135インチのキットを予定
Crystal LEDは、自由なサイズと形状で大画面を構築できる。ベゼルのないデザインにより、継ぎ目のない映像表現に対応する。新型のZRD-S12Gはピッチサイズ1.25mm、ZRD-S15Gは1.56mmの仕様となる。
ソニーは、LEDパネル、キャビネット、コントローラー、ケーブル一式などをまとめたキットモデルも提供する予定だ。フルHDの画面を基本単位とし、ZRD-S12Gでは108インチ、ZRD-S15Gでは135インチを選択できる。2機種の発売は2026年春を予定している。