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ソニーの撮影用グリップ、操作部を外して遠隔撮影

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    発売予定の撮影用グリップは、カメラを片手で支えながら、取り外した操作部をもう片方の手で使える構成を備える。

  2. 実現の仕組み

    操作部はBluetoothでカメラに接続し、接続ケーブルや外付け受信機を必要としない。

  3. 得られた結果

    単体リモコンの通信距離はソニーの測定環境で約10mで、障害物や電波状況によって変化する。

  4. 従来との違い

    操作部をグリップに装着した状態から独立したリモコンへ切り替え、カメラを支える位置と操作する位置を分けられる。

石の縁に三脚状の撮影用グリップで固定されたカメラと、少し離れて別体のリモコンを操作する人物を描いた明るい編集イラスト。
AI生成画像

カメラを支えるグリップから操作部を外し、離れた場所でシャッターを切れる構成が加わる。ソニーが6月27日に発売予定の撮影用グリップ「GP-VPT3」は、三脚にもなり、取り外した操作部を無線リモコンとして使える。

カメラを支える手と操作する手を分ける

ソニーの撮影用グリップGP-VPT3は、カメラを手持ちで支えるグリップと三脚を兼ね、操作部を取り外すと独立したリモコンになる。三脚に据えたカメラから離れてシャッターを切るなど、支持部を動かさずに撮影操作を行うことができる。

手持ち撮影でも、片手でグリップを持ち、もう片方の手で取り外した操作部を使う。ソニーは、この使い方によって高い位置や低い位置でも安定した撮影が可能としている。

Bluetooth接続で端子カバーを閉じたまま使う

無線接続にはBluetoothを使い、接続ケーブルやカメラに装着する受信機は必要ない。単体リモコン「RMT-VP2」の通信距離はソニーの測定環境で約10mであり、金属や人体などの障害物、反射面、電波状況によって変化する。

ケーブルを差し込まないため、接続時にカメラの端子カバーを開ける必要もない。ソニーは、この接続方法でカメラの防塵・防滴性能を維持できるとしている。ただし、製品の構造はほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではない。

雲台で向きを切り替え、三脚で構図を固定する

カメラを載せる雲台は、自分撮りと外向き撮影をワンタッチで切り替える機構を備える。カメラの傾きはチルト機構で設定でき、向きと傾きを撮影に合わせて調整することができる。

装着するカメラとレンズの総質量は1.5kg以下に限られる。三脚として使う場合は、レンズや使用状況によって、この耐荷重以内でも転倒する場合がある。

静止画・動画の操作部は単体でも発売

RMT-VP2は、シャッター、動画、ズーム/フォーカスの各ボタンを備え、カスタムボタンによく使う機能を割り当てられる。ソニーは、カメラに触れずに撮影することで、手ブレの影響を抑え、構図を安定させられるとしている。

操作部はグリップとの組み合わせに加え、単体のリモコンとしても発売する。発売予定日は両製品とも6月27日で、メーカー希望小売価格はGP-VPT3が税込18,700円、RMT-VP2が税込11,000円となる。