カメラを支えるグリップから操作部を外し、離れた場所でシャッターを切れる構成が加わる。ソニーが6月27日に発売予定の撮影用グリップ「GP-VPT3」は、三脚にもなり、取り外した操作部を無線リモコンとして使える。
カメラを支える手と操作する手を分ける
ソニーの撮影用グリップGP-VPT3は、カメラを手持ちで支えるグリップと三脚を兼ね、操作部を取り外すと独立したリモコンになる。三脚に据えたカメラから離れてシャッターを切るなど、支持部を動かさずに撮影操作を行うことができる。
手持ち撮影でも、片手でグリップを持ち、もう片方の手で取り外した操作部を使う。ソニーは、この使い方によって高い位置や低い位置でも安定した撮影が可能としている。
Bluetooth接続で端子カバーを閉じたまま使う
無線接続にはBluetoothを使い、接続ケーブルやカメラに装着する受信機は必要ない。単体リモコン「RMT-VP2」の通信距離はソニーの測定環境で約10mであり、金属や人体などの障害物、反射面、電波状況によって変化する。
ケーブルを差し込まないため、接続時にカメラの端子カバーを開ける必要もない。ソニーは、この接続方法でカメラの防塵・防滴性能を維持できるとしている。ただし、製品の構造はほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではない。
雲台で向きを切り替え、三脚で構図を固定する
カメラを載せる雲台は、自分撮りと外向き撮影をワンタッチで切り替える機構を備える。カメラの傾きはチルト機構で設定でき、向きと傾きを撮影に合わせて調整することができる。
装着するカメラとレンズの総質量は1.5kg以下に限られる。三脚として使う場合は、レンズや使用状況によって、この耐荷重以内でも転倒する場合がある。
静止画・動画の操作部は単体でも発売
RMT-VP2は、シャッター、動画、ズーム/フォーカスの各ボタンを備え、カスタムボタンによく使う機能を割り当てられる。ソニーは、カメラに触れずに撮影することで、手ブレの影響を抑え、構図を安定させられるとしている。
操作部はグリップとの組み合わせに加え、単体のリモコンとしても発売する。発売予定日は両製品とも6月27日で、メーカー希望小売価格はGP-VPT3が税込18,700円、RMT-VP2が税込11,000円となる。