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ソニーの中望遠マクロレンズ、本体で撮影倍率1.4倍に対応

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    新しい中望遠マクロレンズは、本体で最大撮影倍率1.4倍、別売りの2倍テレコンバーター装着時で最大2.8倍に対応する。

  2. 実現の仕組み

    超高度非球面レンズ2枚と特殊低分散ガラス2枚を含む光学系で、色収差などを低減する。

  3. 得られた結果

    ソニーの測定では、AF性能がFE 90mm F2.8 MACRO G OSS比で最大約1.9倍に高速化した。

  4. 従来との違い

    Gマスターシリーズに、中望遠マクロレンズが初めて加わった。

窓辺の卓上で、三脚に載せたカメラの中望遠マクロレンズが、小さな花の雄しべへ向けられている手描き風イラスト。
AI生成画像

本体で最大撮影倍率1.4倍に対応する中望遠マクロレンズ「FE 100mm F2.8 Macro GM OSS」が登場する。収差を抑える光学系に4基のフォーカス駆動モーターとマクロ撮影向けの補正機能を組み合わせ、ソニーは11月21日に発売する予定だ。

本体で1.4倍、テレコンバーター装着で2.8倍

ソニーの新しい中望遠マクロレンズ「FE 100mm F2.8 Macro GM OSS」は、35mmフルサイズ対応のEマウント用交換レンズだ。最大撮影倍率は本体だけで1.4倍となり、プレミアムレンズシリーズのGマスターでは初めて中望遠マクロ撮影に対応する。

さらに、別売りの2倍テレコンバーター「SEL20TC」を装着すると、最大撮影倍率は2.8倍になる。この倍率はレンズ本体の仕様と区別され、テレコンバーターの装着が条件となる。

非球面レンズと低分散ガラスで収差を抑える

高倍率の撮影を支える光学系には、超高度非球面のXAレンズ2枚と、特殊低分散のEDガラス2枚を含むエレメントを配置した。ソニーは、この光学設計で色収差などの諸収差を低減し、画面中心から周辺まで高い解像性能を得られるとしている。

ぼけ描写には11枚羽根の円形絞りを使い、設計・製造工程で球面収差を最適化する。また、レンズ全面に均一な薄膜を施す「ナノARコーティングII」は、逆光時のフレアやゴーストを抑える役割を担う。

4基のモーターと手動操作でピントを合わせる

フォーカス駆動にはXDリニアモーターを4基搭載する。ソニーの測定条件では、AF性能が従来のマクロレンズ「FE 90mm F2.8 MACRO G OSS」との比較で最大約1.9倍に高速化した。

AFで合わせたピントを手動で調整する際には、フルタイムDMFスイッチを使うことで、AFモードのままフォーカスリングを回して操作できる。スライド式フォーカスリングは、距離・倍率目盛と連動する手動フォーカス用のFULL MFモードにも対応する。

マクロ撮影の前後方向のブレにも対応

ピント調整に加えて、レンズはマクロ撮影向けの光学式手ブレ補正機能を内蔵する。ソニーは、上下左右方向のシフトブレと角度ブレに加え、前後方向のブレも補正し、手持ちで安定したマクロ撮影を可能にするとしている。

この光学系、フォーカス駆動、手動操作、補正機能を備えるレンズの発売日は、2025年11月21日を予定している。