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富田林市の下水道で点検ドローンが合流部の汚泥を映像確認

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    富田林市の2種類の下水道閉鎖空間で、屋内点検用ドローンELIOS 3による点検を検証した。

  2. 実現の仕組み

    GPSが届かない管内でSLAM技術が飛行を支え、LEDライトと高解像度カメラが内部を可視化した。

  3. 得られた結果

    取得した点群を専用ソフトInspectorで解析し、映像の位置を3Dマップ上で確認できることを示した。

  4. 従来との違い

    従来把握が難しかった合流部の汚泥の堆積状況を、今回の検証では映像で確認できた。

下水道の合流部で、球体型点検ドローンの照明が管底の汚泥を照らし、右上に管内形状の点群再構成が示されている。
AI生成画像

下水道の合流部に堆積した汚泥を、GPSが届かない管内を飛ぶ点検ドローンで映像確認した。富田林市での検証では、取得した点群を解析し、映像の位置確認や距離測定に利用する点検工程も示した。

形状の異なる2種類の閉鎖空間で点検を検証

ブルーイノベーションは、大阪府富田林市で、Flyability製の屋内点検用球体ドローン「ELIOS 3」を使った下水道点検技術の検証を実施した。対象は2200×1800mmのボックスカルバートと直径1500mmの管渠で、形状の異なる2種類の閉鎖空間で機体を運用した。

GPSが届かない管内の飛行をSLAMが支える

ブルーイノベーションによると、機体はGPSが届かない環境でも、位置推定と地図作成を行うSLAM技術によって安定飛行した。管内の撮影には高輝度LEDライトと高解像度カメラを使い、内部の状況を鮮明に可視化したという。

合流部の汚泥を撮影し、取得点群を解析

ブルーイノベーションによると、撮影映像では、従来把握が困難だった合流部の汚泥の堆積状況も確認できた。検証では映像に加えて点群データを取得し、その点群を専用の解析ソフト「Inspector」で処理した。

3Dマップで映像の位置を確認し、距離を測る

ブルーイノベーションによると、解析したデータでは映像の位置を3Dマップ上で可視化できる。任意のポイントでの距離測定と再解析にも対応し、管内の撮影記録を位置と寸法の確認に利用することができる。