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フラッシュをメモリー拡張に使うキオクシアのCXL対応モジュール

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    フラッシュをメモリー拡張に利用するCXL対応モジュールが、AI用途に向けて開発されている。

  2. 実現の仕組み

    アクセス頻度の低いデータをモジュール上に置き、DRAMの利用効率を高めるとキオクシアは説明している。

  3. 得られた結果

    評価サンプルは2026年8月に業界の協力先へ出荷する予定とされている。

  4. 従来との違い

    ストレージに使われてきたフラッシュが、XL1ではメモリー拡張用の構成に組み込まれた。

サーバー内部で、プロセッサ近くのDRAMと、CXLで接続されたフラッシュ拡張モジュールにデータブロックを分けて配置する様子を描いたイラスト。
AI生成画像

低遅延フラッシュとCXLを組み合わせ、フラッシュをメモリー拡張に使う構成が登場した。キオクシアのKIOXIA XL1シリーズは、アクセス頻度の低いデータを収容することでDRAMの利用効率を高める設計で、AI用途に向けて開発されている。

低遅延フラッシュをCXLにつなぐ

キオクシアが開発するメモリー拡張モジュールのKIOXIA XL1シリーズは、低遅延・高性能フラッシュメモリー技術のXL-FLASHに、接続インターフェースのCXLを組み合わせる。ストレージ用途に使われてきたフラッシュを、この構成ではメモリー拡張にも利用する。

アクセス頻度の低いデータを収容する

拡張先のモジュールには、アクセス頻度の低いデータを置く。キオクシアは、このデータ配置によってDRAMの利用効率を高めるとしている。フラッシュを組み込んだ拡張先にどのデータを置くかが、DRAMを効率よく使う仕組みにつながっている。

DRAMとSSDの間を狙うAI向けメモリー

キオクシアは、このモジュールを従来のDRAMとSSDの性能・コストの隔たりを埋める製品と位置付けている。設計・開発の対象は、大量のメモリーを必要とするAIアプリケーションである。性能とコストの両面から、こうした用途のメモリー拡張を狙う。

8月に評価サンプルを提供へ

キオクシアは、2026年8月に業界の協力先へ評価サンプルを出荷する予定である。サンプルは評価専用で、一部機能の試験が完了していない可能性があり、仕様も変更される場合がある。