低遅延フラッシュとCXLを組み合わせ、フラッシュをメモリー拡張に使う構成が登場した。キオクシアのKIOXIA XL1シリーズは、アクセス頻度の低いデータを収容することでDRAMの利用効率を高める設計で、AI用途に向けて開発されている。
低遅延フラッシュをCXLにつなぐ
キオクシアが開発するメモリー拡張モジュールのKIOXIA XL1シリーズは、低遅延・高性能フラッシュメモリー技術のXL-FLASHに、接続インターフェースのCXLを組み合わせる。ストレージ用途に使われてきたフラッシュを、この構成ではメモリー拡張にも利用する。
アクセス頻度の低いデータを収容する
拡張先のモジュールには、アクセス頻度の低いデータを置く。キオクシアは、このデータ配置によってDRAMの利用効率を高めるとしている。フラッシュを組み込んだ拡張先にどのデータを置くかが、DRAMを効率よく使う仕組みにつながっている。
DRAMとSSDの間を狙うAI向けメモリー
キオクシアは、このモジュールを従来のDRAMとSSDの性能・コストの隔たりを埋める製品と位置付けている。設計・開発の対象は、大量のメモリーを必要とするAIアプリケーションである。性能とコストの両面から、こうした用途のメモリー拡張を狙う。
8月に評価サンプルを提供へ
キオクシアは、2026年8月に業界の協力先へ評価サンプルを出荷する予定である。サンプルは評価専用で、一部機能の試験が完了していない可能性があり、仕様も変更される場合がある。