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162層フラッシュメモリーを製造する四日市の新棟が開所

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    第6世代の162層フラッシュメモリーを製造する能力を備えた新棟Fab7が、四日市工場に開所した。

  2. 実現の仕組み

    空間を効率的に使う施設設計で、クリーンルーム内の製造装置に使える空間を広げる。

  3. 得られた結果

    新棟で製造する162層フラッシュメモリーは、2023年初めに出荷を開始する予定だ。

  4. 従来との違い

    新棟には、地震の衝撃を吸収する構造と最新の省エネルギー製造装置を組み込んだ。

広い通路を挟んで製造装置が並ぶ半導体工場のクリーンルーム。手前には薄い層を重ねた模式的なシリコンウエハーが描かれている。
AI生成画像

第6世代の162層フラッシュメモリーを製造する能力を備えた新製造棟Fab7が、四日市工場に開所した。クリーンルーム内の装置設置空間を広げる施設設計を採用し、生産能力は市場動向に合わせて段階的に引き上げる。

162層メモリーの製造能力を備えた新棟

半導体メーカーのキオクシアとストレージメーカーのWestern Digitalは10月26日、三重県の四日市工場で新製造棟Fab7の開所を祝った。両社によると、新棟は第6世代の162層フラッシュメモリーを製造する能力を備える。

施設設計で製造装置の設置空間を広げる

新棟の製造設備を収めるクリーンルームには、空間を効率的に使う施設設計を採用した。キオクシアとWestern Digitalは、この設計により製造装置に使える空間を広げていると説明している。生産効率の向上にはAIも利用する。

地震の衝撃を吸収する構造と省エネ装置

キオクシアとWestern Digitalによると、新棟は地震の衝撃を吸収できる構造を備える。建物の安全性に加え、製造設備には最新の省エネルギー装置を導入している。

段階的に生産能力を増やし、2023年初めに出荷へ

Fab7の生産能力は、市場動向に合わせて段階的に引き上げる計画だ。第1期の総投資額は約1兆円を見込み、設備投資の一部には政府補助金を充てる予定である。

キオクシアとWestern Digitalは、新棟で製造する162層フラッシュメモリーの出荷を2023年初めに開始する予定としている。