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仏原潜、整備後の弾道ミサイルM51.3運用能力を確認

この記事のポイント

  1. 実現したこと

    原子力潜水艦ル・ヴィジランが、定期整備後に弾道ミサイルM51.3を発射した。

  2. 実現の仕組み

    核弾頭を搭載せずに射撃し、試験・計測艦Mongeなどが飛行の全行程を追跡した。

  3. 得られた結果

    フランス装備総局は、受け入れ射撃の成功によって艦の兵器システムの運用能力を確認したとしている。

  4. 従来との違い

    M51系列は第3版のM51.3が運用段階に入り、新しい海洋核弾頭TNO-2を備える構成になった。

波立つ海で一部が水面下にある潜水艦の近くから試験ミサイルが上昇し、遠景の計測艦が飛行を追跡する様子を描いたイラスト。
AI生成画像

定期整備を経た原子力潜水艦ル・ヴィジランが、核弾頭を搭載しない弾道ミサイルM51.3を発射した。フランス装備総局は、10月6日の受け入れ射撃が成功し、艦の兵器システムの運用能力を確認したとしている。

定期入渠後の潜水艦からM51.3を発射

弾道ミサイル搭載原子力潜水艦ル・ヴィジランは、2026年10月6日にフランスのフィニステール沖でM51.3を発射した。フランス装備総局(DGA)が実施した今回の試験は、整備・修理のための定期入渠を経た艦がM51を運用できることを確認する受け入れ射撃だった。

核弾頭を外し、計測艦が飛行を追跡

試験用のM51.3には核弾頭を搭載せず、艦から発射したミサイルの飛行を追跡した。この追跡はDGAのミサイル試験部門が担当し、試験・計測艦Mongeを含む手段を使って飛行の全行程を捉えた。

北大西洋への射撃で兵器システムの運用能力を確認

ミサイルの落下区域は、いずれの海岸からも数百キロメートル離れた北大西洋に設定された。DGAは、この受け入れ射撃が成功し、ル・ヴィジランの兵器システムの運用能力が確認されたとしている。

運用中の第3版は新しい海洋核弾頭を搭載

今回発射したM51.3はM51系列の第3版で、2025年10月24日に運用を開始している。DGAによると、運用時の構成は新しい海洋核弾頭TNO-2を備え、射程、精度、ミサイル防衛の突破能力を向上させているという。